会計事務所代表 石田智久さん【SAKE DIPLOMA受験体験記】

石田さん SAKE DIPLOMA合格体験記

2025年SAKE DIPLOMAオンラインクラスの石田さんが合格体験記を書いてくださいました!
石田さんは非常にスマートにA判定での合格をされています😲✨
A判定合格は私の肌感覚としては全体の1%前後ではないかと想像しています。
貴重な情報になるはずですので是非参考にして頂ければと思います✨

【自己紹介】 保有資格と受験動機

ワインエキスパート(2021)、WSET level3(2024)、SAKE DIPLOMA(2025)
仕事で友人のワインスクール開講サポートをし、スクールを広めたくワインエキスパートを受験しました。その後ワインをもっと理論的に知るとともに、英語のブラッシュアップをしたいと考え、WSETを受験しました(受講:英語、受験:日本語)。日本酒は和食店で嗜む程度でしたが、参加したソムリエ協会の田崎会長の最後の東京例会に小澤酒造の蔵元が来られており、酒母には硬水、三段仕込の後半で軟水を使って生酛に軟水の特徴を取り入れているといった話があり、その意味することをすぐに理解することができなかったことで日本酒造りを知ってみたいという思いが膨らみ、受験を決意しました。

スクールと受講講座の選択


私が知る限り当時SAKE DIPLOMA講座はアカデミー・デュヴァンしかありませんでした。友人のエキスパートのスクールでは覚えることが極限まで絞られていて教本を開くことがなかったのですが、今回は日本酒造りをできるだけ理論的に学びたいと思っていました。また、日本酒はワインよりも味の傾向と法則性があいまいでつかみづらい部分があると感じていました。そんな時、卒業生が理論的なアプローチの講義が素晴らしかったと評されているのを目にし、ぜひ並里先生クラスで受講をしてみたいと考えました。

受講講座

基礎速習講座、受験対策講座オンラインクラス、二次試験対策講座(テイスティング・論述)、テイスティング模擬試験

資格の分析

ソムリエ協会の公表資料から合格率30%程度の試験ですが、内訳は1次試験の合格率60%2次試験の合格率60%であると分かりました。すなわち、各試験で真ん中以上にいれば合格できる試験です。また、SAKE DIPLOMAのスクール自体が少ないことを考えると、適切な講座を受講・確実に消化すること、本番で大失敗をしないことが肝心だと考えました。

講座開始後の過ごし方

3月~6月まで、基本的にはスケジュール通り講義を聞いて教本を理解していくことだけに専念しました。1回目は通常ペース、2回目は理解を深めながら早回しで聞きました。仕事と育児を両立するため、勉強は子供が寝た後、毎回後半のテイスティングは深夜になりました。レジュメの太字の項目にラインマーカーを引き、気づいたことを余白に書き込みました。毎回のミニテスト以外練習問題には取り組みませんでした。性格的なものでお勧めはできませんが、たとえ練習問題とはいえ半分しかできない状態で着手する気持ちになれず、しっかり理解を深めてから練習問題を始めようと思っていました。

並里先生の教え通り「ながら勉強」はせず、1時間の理論講義に全神経を集中させました。オンラインクラスでしたが、新幹線通勤の車中での受講は無理があると思い、ほとんどしませんでした。講義の際には他の受講生が疑問を持っている点についても把握し、クラスの平均的な習熟度から遅れないように意識をしました。並里先生の経験に基づいたストーリーや効果的な語呂合わせが日本酒造りに対する理解と試験に必要な膨大な暗記を助けてくれました。

私は、静岡で仕事を始めてすぐの頃、ワインを知りたいと思うあまり、東京に戻ってすぐにワイン会に参加するような生活をしていて身体を壊してしまった過去があり、今はプレッシャーのかかる飲み会の予定を極力入れないようにしているため参加できませんでしたが、並里先生クラスの仲間で勉強会や飲み会、メーカーズディナーのお誘いがありました。先生や同じ志を持つ仲間とのかかわりの機会は、スクールに通うことのメリットの一つではないでしょうか。

1次試験の受験前

8月に旅行を控えておりその前に終わらせたかったこと、テイスティング対策講座の受講確定前に合格したかったことから、1回目の受験日は7月31日に設定しました。2回目の受験は万が一落ちた場合すぐに受けても仕方ないと考え、8月の最終日を選択しました。
6月までにすべての講座の受講を終え、2週間前の7月の10日あたりから練習問題を始めました。1日500問解けば20日で目標の10,000問できると思っていたのですが、最初は7割程度の出来で、30問の初級モードでも復習まで含めると1時間弱かかることもありました。2,000問まで到達したところで中級モードに上げ3,000問から上級モードの設定としました。3,500問までやって間違いがケアレスミスだけになってきた段階で本番に臨みました。

1次試験本番

エキスパートの試験の経験から、練習問題と全く同じ問題は出ないと思っていたので、動揺することなく悩ましいものはとばしていきました。どちらかと言えば日本のことをわかっているかを問う問題が多く、地理や歴史に関心があるのが良かったです。最後の2択で迷うものは10問程度ありましたが、B判定でも受かればいいやと思っていたので30分ほどでテストを切り上げました。先生の講義と練習問題の反復だけでしたが、A判定を取ることができました

ナミサト
ナミサト

簡単そうに言っていますが、A判定はすごいです!

2次試験に向けて

受験対策講座の第1回から必ずお酒が送られてきてテイスティングのトレーニングをするのですが、私はワインとの感覚の差(酸や甘みのとらえ方)の違いを修正することから始めました。有能なテイスターはたくさんいると思いますが、感性をもとに我流でコメントしても日本ソムリエ協会が求めるテイスティングコメントができないと試験に受かることはできません。ここはスクール受講生と非受講生との差が大幅につくところだと思います。使われるコメントの理解や比喩表現を序盤で把握しておくことは非常に重要なように思えます。

テイスティングを繰り返す中で、大吟醸ならこのあたりをマーク、アル添ならこのあたりをマークというのが徐々にはわかっていくのですが、並里先生のご指導のもと、型にはめすぎず、お酒の個性を捉える訓練を重視しました。特に苦手だった純米酒のふくらみ(アル添判別)については、並里先生おすすめの銘柄やテイスティングで外したものを購入して繰り返し練習しました。

また、並里先生が共有してくださった合格体験記で、他の先生の日本酒キットを購入されている方も見られました。どうしても出席したかった山内先生との講義が家族行事で参加できず、受験を決めたのが澤乃井だったというきっかけから、小澤酒造のキットを購入しました。
外観ではなるべくクリスタルを選ばないように、自分の中で制限しました。多くのお酒が透明なので機械的にクリスタルで点を取るのは楽ですが、なるべく色を取るよう心がけました。磨き具合については10%単位で意識するようにしていました。70%、60%、50%の香りの重さと、味わいのきれいさから試験が求める特定名称の推測ができるようにトレーニングをしました。

また、並里先生の焼酎セットも購入しました。泡盛や芋焼酎は慣れ親しんでおり絶対外すことはないと思っていたのですが、冷やしたものをテイスティングすると、驚くほど判別できませんでした。黒糖などかなり特徴的なものもあり、早めに着手しておくことをお勧めします。私は、並里先生のグラスをあまり回さずに左右に軽く動かすテイスティングフォームをマネしてある程度香りを取ることができるようになりました。

論述編

論述は他の人はなかなか手が回らない項目ではないかと考えていました。万が一テイスティングで大失敗したときに論述で救われることがあるのではないかとも思い、一発で終わりたい自分に取って外せない項目だと思いました。並里先生には1次試験の力を落とさないように言われていたのですが8月はほぼ何もせずに過ごしてしまい、範囲が膨大なことから、割り切って並里先生の二次試験対策講座の論述編で出てきた想定問題を何度も解いたほか、ネットに転がっている予想問題を繰り返し解きました。

直前期テイスティング編

テイスティングもなかなか詰め切ることができず、最後に追い込もうと思っている中、9月の中頃からのどのむずむずから咳が止まらなくなっていました。鼻に回ったら終わりだと思い、日々節制を第一にしました。結果的には咳ぜんそくで鼻には全く回らなかったのですが、恐怖の毎日を過ごしました。並里先生からは石田さんは試験慣れもあると思うので正直全てのテイスティング模擬試験に出る必要はないです。と、コメントをいただいていましたが、最後にしようと思っていた回でヒネた酒が出て大失敗してしまい、コメントにブレがあると感じて結局4コマ全て取ることにしました。並里先生ご担当のテイスティング模擬試験は本番同様私語厳禁で緊張感を高めるものでした。幸いここで焼酎含め追い込んだことで本番でも自信をもって回答することができましたが、この時はまだ病名も分かっていなかったため、授業中に咳をしてしまって周りの人に迷惑かけないよう心掛けていました。試験会場には先生お勧めの舌をきれいにするタブレットを舐めながら通っていました。

2次試験の当日

夕方の試験で、昼食を食べすぎないよう、また、酔っぱらわないようお水をたくさん飲んで出かけました。トイレに行き、万全の準備をして教室に入ったのですが、座ってガイダンスを聞いている間にまたトイレに行きたくなってしまいました。2時間あるのでまずいなと思いましたが、我慢するしかありませんでした。お水の飲みすぎには気を付けた方が良いと思います。心配していた会場のライトは白色のきれいなもので、見やすかったです。

試験が始まり、すぐに全てのお酒をテイスティングし、アル添、生酛、カプロン酸の判別を終えました。米の品種については、こういうお酒にマークすると決めていたので、深く考えずにマークしました。マークの個数を間違えないように何度も見直し、また、後半は、アル添を間違えたときのために穏やかな純米のコメントを少し左に寄せる調整をしたりしていましたが、生酛の香りのコメントも少し攻めてみようと直していて、他の番号のお酒のコメントを直してしまっているのに気づき、慌てて、直すということがありました。模擬試験で繰り返し気を付けるように伝えられていたトラブルであったため、なんとか対処することができました。

論述については、要素を取り漏らさないように設問をゆっくり読む訓練をしていたのですが、並里先生の論述対策講座で予想されていた内容が出題されたため興奮して書き始めてしまい、全ての問題で最後の1行まで書くことができましたが、求められているすべての要素に触れられたかは微妙です。テイスティングについてはどのお酒とあわせるかだけでなく、飲み方とその根拠までちゃんと理屈を考えておけばよかったと思いましたが、最後の最後までやれることをやりました。

最後に【並里先生講座の魅力】

並里先生は講義後の膨大な質問にも丁寧に誠実に対応されていたのがとても印象的で、ライングループなどで時間外の質問にも即座に回答してくださり、お酒専業の先生ならではの安心感がありました 。また、個々の状況(試験慣れなど)に合わせた受講アドバイスも非常に的確です 。試験で重要なのは「知識」と、本番はもちろん、忙しい日常の中で勉強時間を確保し、限られた時間の中で成果を出すという「タイムマネジメント」です。並里先生を信じて取り組めば必ず結果はついてくると思います。

お勧めのお酒と今後の展望

私は東北のお酒が好きで伯楽星飛露喜がお店にあるとよく飲みます。十四代は甘さと切れのバランス、透明感が素晴らしいと思います。勉強を始める前は一時甘酸系にかなり振れた時もありましたが、受験を通してやはりオーソドックスな銘柄に好みが回帰してきました。

あまり目立たないところで大好きなお酒として皆さんにお勧めしたい銘柄としては、まず、地元で職場のある静岡藤枝の青島酒造の喜久酔特別純米があります。これをお燗して飲むと、ミルキーな味わいと旨味が一体となり、きれいに切れていく、私にとって、最高に落ち着く銘柄です。

もう一つは、岐阜の玉泉洞酒蔵の醴泉正宗が、中盤からの押しがなくすっと抜けるような感じで優しく寄り添う独特の個性で、最高に好みです。スタンダードな醴泉でも重さが違うだけでこの個性を持ち合わせているので、ぜひ試してみてください。SAKE DIPLOMAの合格をインスタに投稿したところ、それまで全くかかわりがなかったのにも関わらず、この蔵からいいねがついてとても嬉しかった記憶があります。

受験を通して、日本酒をはじめとした国酒を学び、日本の地理や文化をもっともっと深く知っていきたいという気持ちが芽生えました。また、日本酒はご存じの通り消費量が減ってきていますが、麹菌や様々な微生物が関与して造られる日本酒はもっと評価されてよいものだと思っています。すそ野を広げることも大事ですが、提供側も飲み手側も、ラベル飲みや飲み放題で漫然と消費するだけでなく、燗や屠蘇をはじめ様々な飲み方や酒器を試したり、この銘柄にはこの飲み方が適しているということをもっと提供側が打ち出したりすることで、飲み手の感動を引き出す試みを積極的にしてもよいのかなと思います。
私も日々お酒を愛し楽しみ、発信などもしながら、どこかの誰かのお酒への関心のきっかけになれたらと思っています。

並里よりまとめ

石田さんは狙いを明確にもって戦略的に試験をクリアされていますね!
私もとても参考になる体験記でした✨

それにしても、ワインスクールの開講サポートのためにご自身もワイン資格を取得されるというのはすごいですね!
こんな会計事務所がサポートしてくださったら本当に頼もしいですよね!

もし日本酒やワインで開業を考えている方がいらっしゃったら、是非石田さんにご依頼頂ければと思います😉✨


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