2024年オンライン基礎クラス、大阪出張講座をご受講くださった田辺さんが合格体験記を書いてくださいました✨
田辺さんは英語版(SAKE DIPLOMA INTERNATIONAL)を見据えて、まずは日本語での理解を中心にという学習戦略で進められました。
見事日本語版を合格され、同時に英語版も論述とテイスティングをクリアされたとのこと!
残りは英語の択一のみなので、来年には英語版も取得されることでしょう^^
同じように並行して英語版の取得を目指す方もいらっしゃるかと思いますので、参考にしていただければと思います!
プロフィール・自己紹介
田辺聡子 Satoko Tanabe
(Copy writer)
J.S.A. Wine Expert 2022
WSET 2023
California Capstone Level2 2023
J.S.A.Sake Diploma 2024
私はコピーライターとして、長年広告業界で、キャッチコピーを手がけたり、放送シナリオや紀行文、グルメ取材、インタビューなど、書く仕事やクリエイティブ業に携わってきました。
酒類資格勉強歴
人生も折り返しの年齢になり、美食の取材等をしているうちにワインの知識をもっと深掘りしたいと思うようになりました。
そこで、2019年にWSET2を取得後、2021年にワインエキスパートを受験したものの短期間の独学だったために一次試験に失敗。
次の受験までの一年間を無駄にしたくないと考え、その間にWSET3を受講し、2022年にWSET3とワインエキスパートのダブル受験にチャレンジし両方の資格を得ました。
日本酒資格挑戦へ
その後、自身主催のワイン会を企画するようになりましたが、もともと国際結婚をしていたために外国人の知人も多く参加してくれるようになりました。
すでに生活スタイルの中にワインがある外国人は、資格がなくてもワインの知識が深く、料理とのペアリングを考えたり、ブラインドテイスティングを日常で楽しむなど、学ばされる事が多々ありました。
自分がやってきた頭でっかちのワインの勉強ではなく、日本人として、もっと彼らに何かを発信できるものはないか、伝えられるものはないか、と考えはじめました。
そこで日本人としてのカルチャーを世界に発信していくには、Sake Diplomaが良いのではないかと思いつきました。
2024年受験対策基礎速習オンラインクラス
そして2023年の秋、独学にて、いきなり英語でのSake Diploma Internationalの試験に挑みましたが、やはり基礎が全くできていないため、あっさりと不合格に。
私はもともと日本酒も苦手分野だったため、テイスティングもよくわからないままだったので、まず日本語のSake Diplomaを受けることが先決だとアドバイスをいただき、2024年の春に、Sake Diploma 受験対策基礎速習のオンライン講座で並里先生のクラスを受講しました。
受講してみての感想
まず感じたことは、リアルではなくオンラインなのにめちゃくちゃわかりやすい。そして
「並里先生ってかっこいいのに真面目だわぁ」という印象でした(笑)。
すっと耳に入ってくる、順序立てたストーリー性のある講義とむしろ「もっと聞いてみたい」と思わせる有意義な内容で、サケ王子と言われる所以がここにあり!と、毎回の講座を楽しみにしていました。
講義最後の質問コーナーでは、直接先生と会話することができ
つまらない質問にも真剣に答えてくれるところが
「優しくて人間ができている!」と感じました(笑)。
ADVとしての基本の資料はいただくのですが、先生の講義でいただく資料は、
オリジナルの並里ポイントが必ず追加で書かれてあるのが魅力でした。
資料には先生のお顔!だけでなく、写真や絵、図などがたくさん使われ、
教本だけでは難解なところがとてもわかりやすく、理解が進みました。
SAKE DIPLOMA受験対策本講座
速習クラスが終わり、本番のリアルクラスは地元である大阪でのクラスをやむなく選びましたが、
並里先生の講義が恋しくて、振替で東京校にも足を運びました。
するとやはり資料もバージョンアップされてて、東京校(かつ並里クラス)はいいな!とお得感を感じました。
大阪の生徒なのに、並里先生はいろんなイベントの情報を送ってくださりとてもためになりました。
一次試験本番!
しかし勉強不足だったために、7月に受けた1次試験では、1回目が落ちてしまい、その後1ヶ月間、集中して勉強に励みました。
そして2回目もかなり難しかったのですが、なんとか合格することができました。
バイリンガルW受験の日々
日本語での1次が受かった場合、Internationalも受けると心に誓っていたので9月に入ってからは、英語のテキストを習得するのと、日本語の2次試験(論述)対策を、2ヶ国語で並行して勉強しました。
日本語の単語を英語に変えて、AIが読んでくれるのをヘッドフォンでずっと聞き流しする毎日と、論述対策で出そうなトピックを、日本語と英語の両方で覚えていく作業。 この1ヶ月はすごく辛かったものの、今思えばすごく楽しかったです。
二次試験テイスティング対策
2次試験日が近づいてきた頃、並里先生が大阪校で成分分析のクラスを開催していただけることに!
「サケ王子が来るよ!」と大阪クラスのみんなを招集したら、すぐに講座が満席になりました笑。
講座では、◯◯種類の基本成分を嗅ぎ分ける訓練をし、本当に身になるテイスティングの基礎を学ばせていただきました。
私が企画させていただいた授業後の懇親会にも来ていただき、大阪校のみんなが並里先生のファンになるきっかけを作れたと思っています。
二次試験直前・当日
試験前にも並里先生には、ライングループにて必死で励ましていただき論述対策には、先生オリジナルの漢字練習帳も活用させていただきました。
とても熱心なその姿に、本当に励まされました。2次試験では、焼酎が心配な案件でしたが、まさしく問題の2アイテム中で、並里先生が力説していた「泡盛」が出てきたので見事正解することができました。
振替で受けた並里先生の授業が「焼酎」だったので、泡盛の高い温度や、常圧・減圧の見極め方が自分の中で固まっていたからです。
日本酒4つを含む6アイテムのうち、5アイテムをほぼ当てることができたのも並里メソッドを習得したおかげだと思っています。
日本語版SAKE DIPLOMA合格発表
そして10月、私はシャンパーニュ地方をめぐる旅をしていたのですがランスの広大な畑を眺めながら、車中で合格発表をチェックしました。
はじめは自分の受験番号がない!と思って、まさかの不合格と思いましたが頭文字のローマ字が異なるところを見ていたので、もう一度チェックし直すと受験番号を発見し、合格を知りました!
シャンパーニュ騎士団の方々と合格を喜び合うことができ2024年の最高の思い出になりました。
SAKE DIPLOMA INTERNATIONALの合否
そして11月、インターナショナルの合格発表には、受験番号がなく、がっかりしましたが、合格者がたった39人だったことに納得せざるを得ませんでした。それでもテイスティングはなんとなく合っていたような気がしていたので、落ち込んでいると、11月半ばにテイスティング&論述だけは合格したという通知が届きました!
晴れて来年はその部分だけ免除され、筆記だけ受ける条件で再試験に挑めるようになりました。
最後に
まるで飲めなかった日本酒が、こんなに身近になると思ってはいなかったので本当に並里先生には感謝しかありません。
今後、外国の方々に、日本酒の楽しさやバラエティを伝えていく使命を胸に勉強し続けていきたいと思っています!
Instagramアカウント
https://www.instagram.com/gourmet_wine_gram_sacha/profilecard/?igsh=czJxdm85N3ZrdTJi
ナミサトより
大阪校での出張成分テイスティング講座の際は懇親会の企画運営していただきありがとうございました✨
海外で活躍されるのに、ワインという共通話題がありつつ、日本酒・焼酎という独自の話題があるのは今後の強力な武器になりますよね!
田辺さんならきっと日本酒・焼酎の魅力を沢山伝えてくださると期待しております!
今後ともどうぞよろしくお願いいたします😊
写真はシャンパーニュでの一枚。トップの画像もシャンパーニュでのお写真とのこと。
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