2023年アカデミー・デュ・ヴァン青山クラスの太田さんから合格体験記が届きましたので、公開いたします!
太田さんはお仕事で日本酒輸出に関わるということも相まって、SAKE DIPLOMA以外に会社でも日本酒・焼酎研修の日々だったとのことですが、とっても楽しそうにこなしていたのが印象的です✨
勉強方法もとっても参考になりますので、是非お読みいただければと思います!
自己紹介
長野生まれの埼玉育ち
大学卒業後ベトナム(ホーチミン&ハノイ)で旅行会社勤務10年、その後帰国して商社勤務3年目
受験の動機
業務でシンガポールへの食品輸出業務全般を担当していましたが、お酒の輸出もあったため、知識をつけたかったことが動機です。
また、前年にワイン検定を受けて飲み友達ができたので、引き続きスクールに通いつつ、楽しみながらお酒の資格を取りたいと思っておりました。
受験勉強
一次試験
並里先生の受験対策講座を受講しました。
予習: テキストに目を通す程度
授業: 書いて覚えるタイプなので、授業で話のあった大事そうなところはメモ。スライドもはしょりながらメモ。
復習:
①メモした内容や、デュヴァンのウェブの練習問題で間違えた内容をポストイットに書いて壁に貼っていく
(高校受験くらいからやっている方法です。家でいつも座っているデスクの前の壁に貼っていきました)
②デュヴァンの練習問題は昼休みを中心にほぼ毎日30問以上はやっていました。
毎日やる練習問題は習った範囲すべて選択していました。
授業は土曜日午後クラスを受講していたので、毎回の授業の前はカフェなどで小テスト向けに前回分の範囲を集中して解いていました。
③デュヴァンのウェブ上でいつでも受験できる模擬試験はクラスの内容が一通り終わってから開始しました。
80点以上はほぼ必ず解けるようにし、たまに90点も取れる時がある、という感じで受験に臨みました。
二次試験
並里先生のテイスティングの集中講座(オンライン)を受講しました。
テイスティング
講座内でお示しいただいた過去の出題・回答の傾向がかなり参考になりました(どういうお酒の時にどういった回答が正当になっているかの統計)。
日本酒も焼酎も、もともとほとんど飲んでこなかったため、最初かなり苦労しましたが、1次の受験対策講座と2次の集中講座でかなり傾向はつかめるようになったと思います。
ただ、やはり授業だけでは理解が追い付かず、クラスでできた友人たちと日本酒の品ぞろえが多い飲み屋に行って、お互いにブラインドをしたりする中でかなり練習できました。スクールに通ったからできたことだなと思います。
また、私は10月から社外研修で酒屋さんで働く機会があり、そちらでもかなり勉強させていただきました。特にアル添は同じお酒を、確実に当てられるまで何度もブラインドしていく方法が役立ちました。
角打ちのある酒屋さんなどでお店の人に話を聞きながら飲み比べるのもよいと思います。
筆記(論述)
1次でやった内容を忘れないようにポストイットはそのまま部屋に貼っていました笑
一つの出題されそうなキーワードから数個キーワードを連想して思い浮かべるイメトレをしていました。
特に文章を書いたりということはしなかったです。
受験当日の過ごし方
あまり緊張はしないタイプですので、普段通りです!
しいて言えば2次の時は歯磨き粉を使わないで歯を磨いたくらいでしょうか。
一次・二次試験後の感想
1次は並里先生の授業で習った内容を忘れないように1次試験期間開始後すぐの週末で受けました。
デュヴァンの問題と違う問題も数問ありましたが、気にするレベルではなかったです。
2回申し込んでいましたが、1回で突破できました。
2次はテイスティング後に筆記となり、テイスティングのお酒等も置いたままでした。
吐器用のコップもありますし、お水もなくなれば継ぎ足してもらえます。
お酒の温度はキンキンではないですがまだ冷たかったです(会場が寒めでした)。
かなり広い会場ですし色などはやや見えにくく、配られた紙を裏にあてて判断していました。
私は焼酎に苦手意識があり、原料などかなり外しました。
筆記の方は基本書き直したりしている時間はないので、とにかく早く書いていき、
多少文章的にはつぎはぎになったとしてもキーワードを埋めていく作業でした。
試験後の変化
試験前後なのですが、10月から社内でお酒輸出のプロジェクトが本格化し、勉強していることもありチームに加わることとなりました。
10-12月で酒屋さんでお勉強し、おそらく来年から海外に赴任のうえ日本酒や焼酎など販売していきます!
また、お勉強期間で焼酎やその他のお酒も合わせて50蔵ほど回らせていただきました。
酒蔵ごとに独自の製法や考え方がありますが、ディプロマの知識があったからこそ色々な質問をすることもでき、理解を深められるきっかけになりました。
ぜひ酒蔵見学に行ってみてください!
お気に入りのお酒やグッズ
お酒はしっかり味のあるお酒が好きです。
酒蔵は新政、土田、三笑楽、飛鸞その他あげるときりがないですね。
酒蔵でシールがあると買ってきてスーツケースに貼っています!
最後に
せっかくお酒好きが集まるスクールに通うことにしたのだから楽しまなくては! ということで、
並里先生のイベント(酒蔵見学や懇親会)にも極力参加させていただきました。
参加者同士のコミュニケーションもでき、心より感謝しております。乾杯!
ナミサトより
この試験シーズンに酒屋さん研修に加え、生産者50蔵めぐり!
日本酒・焼酎の勉強するにはトップクラスに恵まれた環境ですね!
それだけに会社の期待・プレッシャーも大きかったのではと思いますが試験当日も「緊張しない方なのでいつも通り」というのもいかにも太田さんらしいと思います✨
ご自身の海外経験とSAKE DIPLOMA資格を活かして、世界に日本酒・焼酎を送り出していただければと思います!
画像はふるさと納税返礼品の牡蠣を剥く太田さん
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