2020年にご受講された下田さんが体験記を書いて下さいました!
下田さんは和菓子職人さんで、以前クラフトサケ「稲とアガベ」に合うオリジナル和菓子を作って頂き、講座で提供したこともあります。
日本酒と和菓子のお仕事依頼があれば是非!
受験のきっかけ
Diplomaクラス(2020年)を受講するきっかけは、ワインエキスパートを取得した2010年からちょうど10年経ち、10周年記念に目標に向かってまたチャレンジしたい!という気持ちから興味があった日本酒の世界へ!
そして仕事とは別に和菓子×ワインのペアリングを!と以前から考えていました。
ワイン仲間とのワイン会の時に和菓子を作り、たまにペアリングをしてもらったりと遊び感覚で楽しんでいました。
ワインだけだと限られてしまうので、日本酒なども合わせてみたい! と漠然と考えていたものの、日本酒知識はゼロ‼️
酒屋に行っても何を選べばいいの???状態だったので講座に通い始めました。
なぜ並里クラスを選択したか‼️ですが、先生のプロフィール等から日本酒への熱意を、そして開拓精神というか、常に前に向かって突き進んでいるアグレッシブさを感じ、この先生に習いたい!と並里クラスへ!
受験勉強について
コロナ禍とともにスタートしたdiplomaクラス、授業の開始も遅れ、何度かオンラインになったりと落ち着かないスタートでした。
しかし、単に資格取得のために暗記するのでなく、知識ゼロでも一から理解できるよう細かく説明してくださり、気づいたら日本酒の楽しさにどっぷりと浸かっていました!
特に複雑な”造りの部分”は、並里先生がなぜこうなるのか! という理由を明確に解説してくださったおかげで理解することができ、本当に助かりました。
授業とは別に、復習に役立ったのはオンライン・アカデミー(受講生は無料で閲覧可)で、並里先生はこの動画講義の担当もされていて、この動画で復習するとより理解度が増し、知識が定着しました。造りの部分等は、並里先生のオンライン解説をすべてノートに書きだし、今でもこのノートが役立っています!
テイスティングに関しては、最初はアル添の判別がまったくつきませんでした。銘柄毎に1ページで完結するようにテイスティングノートを作り、そこに並里先生の何気ないコメント等を書いたりとこまめにまとめていたので、二次試験前はひたすらテイスティングの練習を繰り返し、何とか自信をもって二次試験に望むことができました。
日本酒の知識がなかった私にとってすべてが新鮮で、授業を重ねるにつれて楽しさが増していき、楽しみながらのあっという間の半年間でした。
資格取得後の変化について
受講前はワイン:日本酒の飲む割合は9:1くらいでした笑!
勉強してsakeの美味しさに目覚めてしまい、ワイン:日本酒は大逆転し、1:9になってしまいました笑
(ワインも大好きです)
そして、約二年前から和菓子×日本酒のペアリングをInstagramに載せ始め、選んだ日本酒に合う和菓子を、作りたい和菓子に合うお酒を選んだりと試行錯誤しながら楽しんでいます!
日本酒の勉強をしてから新たな世界を開拓することができ、お酒と掛け合わせることで和菓子作りも今まで以上に楽しく、お酒の香りや味わいに合わせたり、時にはラベルからイメージした和菓子を作ったり、酒粕を用いた和菓子だったりと自分の作りたいように作っています。
両者の勉強を継続しつつ、和菓子×お酒の会を開催したりと幅を広げていけたらと思っています。
また、かねてから海外で和菓子を紹介したいという希望を抱いており、海外では日本酒ファンが年々増していることもありますし、日本ならではの季節感を最大限にアピールした和菓子と日本酒のペアリングを紹介したいです。
資格取得がゴールでなく、取得後の活躍に繋がるような授業をしてくださった並里先生に今でも感謝しています。
最後に
日本酒の勉強をしてからは、圧倒的に日本酒を飲むようになったこともあり、料理も和食の頻度が増え、あれこれ作ってはお酒と楽しんでいます!
自分が今までやってきたこと(和菓子や長年通っていた日本料理等)とお酒が繋がったりと、日本酒を勉強してからは更に視界が開け、おつまみ作りにしても毎日楽しめることですし、改めて勉強してよかったなぁ~と身近なことから日々実感しています。
並里クラスは年度を超えた交流会もあり、そこで出会った方からも沢山の刺激をもらっているので、今後の新たな卒業生さんとの出会いも楽しみの一つです。
ナミサト追記
下田さんが運営するInstagramアカウント「和菓子とお酒」では、日本酒と和菓子のペアリング写真の投稿が見れますので、是非こちらもチェックしてみてください!
https://www.instagram.com/akemissima/
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